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リノベーション

物件詳細

画期的な耐震補強で安心の住まいに

70代のご夫婦が暮らす築43年の木造住宅。築年数が古いため、このままでは大地震が心配とご相談いただきました。

万が一大きな地震が起きた場合、弱点となるのは窓などの開口部です。従来の耐震リフォームでは、壁の強度を上げるために開口部を塞いでしまうことがほとんどでした。しかし、それでは採光や通風が損なわれ、窓から外を眺めることもできなくなってしまいます。

YKKフレームプラスで外側からの耐震補強

そこで、既存の窓をそのまま使用できるよう、建物の外側から耐震補強を行う「YKKフレームプラス」を採用。木造の在来工法で建てられた住宅であれば設置可能という画期的な耐震補強方法です。これまで通り窓を使用できるため、室内の快適性を損なうことがありません。また、設置工事は屋外作業のみで行えるため、部屋を片付ける必要がなく、普段通りに過ごせます。

窓を残したままの耐震工事

YKKフレームプラスの施工方法は、まずアルミ製の頑丈なフレームを建物の梁に直接接合し、下部に強固な基礎を新設。ボルトで固定すれば完了です。作業工程が少なくメリットの多い工法ですが、デメリットもあります。設置場所によってはフレームの位置が窓にかかるため、掃き出し窓の場合には出入りしづらくなり、窓からの眺望も多少遮ってしまうのです。しかし、大規模な工事や窓を減らす必要がなく、安心して暮らし続けられる住まいが手に入ることを考えれば、メリットの方が大きいリフォームです。

INFORMATION

間取り 2LDK→4LDK
面積 65㎡
建物 鉄筋コンクリート中古マンション 築35年
エリア 名古屋市東区
家族構成 30代ご夫婦、お子様2人
工事費 350 万

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